カテゴリー別アーカイブ: BONSAI LANDSCAPE / にわリウム

森の番人が住んでいそうな洞穴、 巨人が見守る山間の桃源郷、 石の要塞の誰かの聖地・・・
などなど「かもしれない」景色が広がるジオラマ的世界観の庭です。

ヒネムと苔と山野草 / Native fairy duster, Moss and Wild grass

真っ赤な房みたいな花が印象的なヒネム。

山苔と山野草で寄せ植えしました。

春から咲くヒネムの花は、
寒くなってもポトリポトリと
線香花火のように咲き続けます。

雪の日、その白と赤と緑の
美しい対比を見るのが楽しみです。

こちらは、ヒネムと苔島。

ヒネムの優しげな葉は
夜は閉じて眠ります。
寒さには弱いので、
冬は室内で鑑賞してください。

 

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いつか飛行船 / The Airship at some future time

地球儀みたいに丸い
丘の景色を作りました。

上から見ても丸い。

後ろから見ても丸い。
木は津山ヒノキとナンテン。
今は小さな小さな木ですが、
数年後、ぐっと張り出して来たら
飛行船みたいになって、
楽しいことになると思います!

丘の中腹、くねくね道に
囲まれたところに
なにかあるの、わかりますか?

洞窟です。
うっかり吸い込まれると
奈落の底に落ちそうな
暗闇と、その先の光。

洞窟の光の正体は、その出口。

洞窟に落ちたら、長い長い滑り台を通り、
この出口に吐き出されるのです。

丘のふもとには、もう一つ、
内部に通じる秘密の入口があります。

今回の器は、「エンゴロ」。
陶器を窯で焼く際、
使用する道具だそうです。
最初からこの形で
私の手元にやってきました。

Before。
今回は丸さと同時に、
高さを出すことに
挑戦しました。

 

丘のある景色2 / The Hill Landscape

冬に作った丘のある景色、
緑も花ものびやかに変身しました。

丘の緑がまぶしくなって
気持ちの良い景色になりました。

木の花も負けじと
ぶりぶりピンクの花を咲かせます。

木の下に設けた鉢は、
木に水をやると、水が溜まり
池になります。
水遣りが楽しくなる工夫。

左の石の洞穴は、たぶん
この丘の番人が住みついた場所。

石の階段奥の扉は
どこにつながるのか?

などなど、空想を重ね
楽しんで頂きたいお庭です。

 

 

 

どんぐり山 / The acorn mountain

山好きな父のために
どんぐりの木で と
注文頂いた父の日の贈り物。

コナラの木を植えこみました。

洞窟の丸い入口を覗きこむと
その先に三角の出口。

後ろ側。
右2枚の板石の間の隙間が
さっきの三角の出口の正体。

三角を覗きこむとその先には
ふかふかの苔。

山の頂上へ上る小道も
ちゃんとあるのですよ。

注文頂いた際に描いたイメージスケッチ。
この作品で「父の日」を祝っていただくお父様、
贈り主の息子さん、そのまたお子さん
みなさんが楽しめる作品になっていれば
よいなあと思います!

ハゼの小山 / A small mountain with wax trees

世界のどこかの景色を
切り取ったような にわリウム。

今回は、ごく小さな鉢に
木、こけ、山野草、石と
最小限の素材だけで表現しました。

ハゼの木とハイゴケ、
姫ギボウシ。
ハゼの木は晩秋、真っ赤に紅葉し
それは見事です。

バリエーションを変えて。
手前の花は、ヒナソウです。

手のひらサイズの小さな景色。
四季も詰まっています。

丘のある景色 / Hill Landscape

洞穴やら石の階段やら
池やら樹木やら
そんなあれこれに彩られた
ある丘の景色

石の階段を上ると、そこには秘密の扉。

丘の守番。
赤い扉と石の輪。
真ん丸な黒い池。

覗き込むごとに
色々な景色がありますよ。

海と島 / Sea and an island

ぐるり石積みと苔でつくりました。
内海と小さな島がある景色。

キトンキトンにそびえる
石積みの頂上付近。

そっと下を覗きこむと
苔の斜面のはるか下に
海が広がります。

海の中には小さな島。

険しい山肌に囲まれ
桃源郷的空間である
おだやかな海をイメージして
つくりました。

 

 

正月のお飾り

いよいよ暮れ行く2016年。
正月飾りを作りました。
せっかくですから「鉄と山」の
「山」にちなんだもの2点。

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山の日の出をイメージしました。

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姫ヤブコウジ、ナンテン、シノブ、
クロガネモチ、ヤマゴケ。

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こちらはちょっと美味しそう?

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山肌の緑を楽しみながら
くるくる道を登ると
おめでたい頂きに辿り着きます。

そのままクロマツのプロペラが回り始め
宇宙に漂ってってくれないかなぁ、など。

クロマツ、姫ヤブコウジ、ナンテン、
シノブ、ギンゴケ、ハイゴケ、
モフリッチ。

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活動を始めた2016年は、
色々な方からのご指導、ご意見、
応援に支えられ、
想像以上に
実りの大きい1年となりました。

来年も1歩1歩模索しながら
活動を続けていきます。

2017年もどうぞよろしく
お願い致します!

深い森 / Deep Forest

おもいで盆栽 鉄と山_深い森1

木漏れ日がチラチラ射す原生林に
果てしなく長い時間佇んできた
1本の木をイメージしてつくりました。

おもいで盆栽 鉄と山_深い森2

地面を厚く覆う苔は
胴体を伝い
光を求めて上へ上へと

おもいで盆栽 鉄と山3

暗闇を抜けた天上。
鳥の双翼のようにふわりと広がる葉が
力強い生命力を見せます。

おもいで盆栽 鉄と山_深い森5

宙に浮く苔のベッド。
多分だれかの休憩所。

おもいで盆栽 鉄と山_深い森4

木漏れ日きらきら~

下から見上げ上から見下ろし
森林浴を感じて欲しい。

ニレケヤキで作りました。

だれかの聖地Ⅲ~わが立つ杣(そま)

篠田桃紅さんの「わが立つ杣(そま)」に寄せて。
「わが立つ杣」とは滑り落ちそうな山の斜面にあるほんの少し平らな場所を指すそうです。
これまで登ってきた険しい道。
これから続く険しい道。
その途中でほんの一時の休息を得る小さな場所。
なんだか心に残る一節でした。
(『103歳になってわかったこと』篠田桃紅 著/幻冬舎 )

おもいで盆栽鉄と山_聖地Ⅲ_2mini

奥深い原生林にそびえる石の山。

おもいで盆栽鉄と山_聖地Ⅲ_1mini

絶壁をよじ登るのに疲れ
わずかな平地で休息するも
仰ぎ見れば先には
遥かに厳しい壁が続く。

おもいで盆栽鉄と山_聖地Ⅲ_3mini

でも必ず
頂上まで登ってきてください。
そこはその価値のある場所だから。

使った植物:アメリカフウ、ヒナソウ、ハイゴケ等